7種類の質問(自由回答で事実を尋ねる質問)

質問の種類は、7種類に分類できます。
質問のレパートリーが、多ければ多いほど会話の発展性が広がります。
それぞれの特徴とどんな場面で使うと効果的かを解説しましょう。

 

*自由回答で事実を尋ねる質問

5W1Hを使って事実関係を引き出すこともできます。

「そのお客様アンケートで、一番多かったのはどんな意見かな?」

「どの時点で不具合が発生したのかな?」

「じゃあ、G君はいつまでに納品する約束したんだい?」

単に「どんな感じ?」と尋ねただけでは、答えは曖昧になりがちですが、「事実」、「経過」、「デットライン」などの具体的な項目を挙げて説明すると、正確な情報が返ってきます。

 

トラブル時の事実確認は、言い方に注意する必要があります。

「じゃ、今の状況を、時間の経過に従って、説明してくれる?」と、答えやすい道筋を与えながら、冷静に尋ねましょう。

 

 

出典:グループコーチング入門 本間正人 日経文庫より


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