対話はこうして生み出そう、声掛け仕掛けできっかけ作り

・会議の場で最初の発言を誰にしてもらうか?指名するもアリ

 

発言を引き出すには、色々なやり方が有ります。

・「何か意見のある方?」と挙手を促がす

・「○○さん、どう思いますか?」と指名する

・「全員一言ずつお願いします」と順番に回す

・担当者に「誰の発言を聞きたい?」と指名させる

 

「いつも決まった人しか発言しない・・・・・・・」そう嘆く前に、内容によって、適切な発言者は誰なのかを考えておきましょう。

内容によっては、会議の前に「指名しますね」と一言伝えておいた方がいい場合もあります。

発言しなければいけないと思えば、会議の内容への関心も増します。全員に発言してもらうのであれば、「後で全員にご意見いただきますね」と

ひと言最初に伝えましょう。

 

・メンバーのこんなしぐさに気づいたら

会議室に座っているメンバーを見てみると、いろんなことが見えてきます。

寝ているかと思えば、突然身を乗り出して聴き始めた。 3つ目の議題に入った途端に、資料を手にとって読み始めた。

身を乗り出したり、資料を手に取ったりするのは、興味を持ったり疑問を持った時によく見るしぐさです。

「目は口ほどにものを言う」と言うことわざがありますが、私たちの態度や表情には、思っている事が結構出ているものです。

参加者を良く見ていて発言したがっている人を見つけましょう。

こういう人たちに気づいたら、指名して質問してみましょう。「○○さん、もしかして何かご意見有ったら、ぜひお願いします」

 

適当に指名して意見を求めるよりも、きっと発言を引き出せる確率が高くなります。

そのために、まずメンバーの様子をよく見る事から始めましょう。

 

出典:リーダーのための!ファシリテーションスキル 谷 益美 すばる書


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