7種類の質問(数字で答える質問)

質問の種類は、7種類に分類できます。
質問のレパートリーが、多ければ多いほど会話の発展性が広がります。
それぞれの特徴とどんな場面で使うと効果的かを解説しましょう。

 

*数字で答える質問

「今、J君の仕事に対する満足度を10点満点で表すと、何点ぐらいかな?」

「Kさんは、自分のデザインを採点すると、100点満点で、何点ぐらい?」

と、数字や点数で問いを投げかけると、よりきめ細かいコミュニケーションが取れます。

「今の仕事の満足度はどう?」という問いかけだけでは、部下の答えも曖昧になりますし、なかなか全貌を、把握することもできません。 「数字」は、このようなとき、大いに役立ちます。

ただ、この数字は、部下の「主観」ですので、「事実確認」の目安にはなりません。

部下がもし「そうですね、満足度は7点ですね。」と答えたら「マイナス3点の理由は何かな?」、「前よりも上がったかい?」、「8点9点にしていくためには何が必要なんだろう?」など様々に話を展開していくことができます。

 

 

出典:グループコーチング入門 本間正人 日経文庫より


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