コーチング教育を受ける編

2007年コーチAでコーチングの勉強を始めました。

2008年9月 コーチAで約10ヶ月教育を受けてコーチのライセンスを取得した。
基礎知識が習得できれば、ライセンスは思っていたより簡単に取得できる
ことができてしまった。

しかし、ライセンスを取得してからが、本来のコーチングの始まりだと思います。
実際に学んだ技術を使ってコーチングを実践する段階になると、
相手を前にしてやってみるとなかなか思うようには、コーチングできません。
どうしても自分の進めたい事の優先順位が、先になってクライアントを
いつの間にか置いてきぼりにしてしまいました。何回も失敗しました。
これでは、クライアントの満足度は高くなりません。
並行して行うコーチAの学びは、実際に行った1対1のコーチングセッションの体験を、
6人から8人で構成するオンラインクラスで電話会議を使って受講生同士で、
話し合ってどうすればよかったのかについて50分間話し合う方式の進めかたでした。

これを1年半継続したおかげで、教育が終了するときには、クライアントに
寄り添ってコーチング出来るようになりました。
コーチとして活動するには、実践を重ねるための時間が必要であることを
学びました。

会社におけるコーチング教育の講師としてのデビューは、コーチライセンスを取って
3ヶ月後からスタートしました、私の担当したのは、マネージャーを支える主任さん
でした。コーチングの基礎編を教えると言うことでコーチAで教わった内容を、
教育のカリキュラムにして、ワークショップ型の1日7時間の研修を作りました。

研修講師は、ファシリテーターと呼ばれ研修の場をよく見てリードするのですが、
私は全く自信が持てなくて、会社の会議室に自分のビデオカメラを持ち込んで、
シナリオ通りに一人で研修を行い、ビデオで撮ってそれを見ながら自分の癖や、
滑舌の悪いところを修正しました。約1週間かけて練習しました。
これでやっとスタートラインに立った感じでした。

初めてのクラスでは、通常初めの段階でアイスブレイクという受講生の緊張をほぐす
ゲーム(嘘つき自己紹介)を行ったのですが、余裕が全くなくて最初に
デモンストレーションをやったのですが、緊張して嘘をついたのですぐにバレてしまい
失敗しちゃいました。デモが失敗したのでやっと呪縛から解けて少し余裕が、出てきました。
あとは、経験を積み研修の場数を踏むことで場を見ながら進められるようになりました。

次に続く


ファシリテータ型マネージャ育成大辞典 お問い合わせはこちら